変動10年

日本の国債で「個人向け国債」として発行されている債券は3銘柄ありますが、その中の一つに「変動10年」と呼ばれるものがあります。これは、償還までの期間が10年で、利払いが年に2回行われ、適用される利率がその都度変わる変動利率債です。発行は2013(平成25)年12月から毎月行われており、額面1万円から1万円単位で購入することができます。個人向け国債の中では最も償還期間が長い債券です。
この債券の適用利率は、基準金利に0.66を乗じた値です。2011(平成23)年6月までは、基準金利から0.80を引いた値を適用利率としていました。基準金利には、10年固定利付国債の平均落札価格をもとに計算される複利利回りの数値が採用されています。基準金利が高くなっていれば、それに伴って適用利率も高くなり、受け取ることが出来る利子も増えます。適用利率の上限はなく、0.05%の最低金利が保証されています。
近年は、政府の経済政策を背景に国債への関心が高まっており、2013(平成25)年9月に募集されて10月に発行された10年変動金利型個人向け国債の発行額は6,661億円で、2013(平成25)年7月発行分の発行額2,966億円と比べて大幅に発行額を伸ばしました。
空-稲妻

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